お金のことはしっかりと考えて家を建てるべき
昨年に念願だったマイホームを購入しました。結婚してしばらくは賃貸マンションに住んでいましたが、毎月の家賃を考えるといつかは家を購入したいと思っていました。
しかし住み心地もよく立地も良かったこと、またもう少しお金を貯めてからと思っていたので、なかなか踏み出せずにいました。そんな時、自分がここに家が建ったらいいなと思っていた土地が分譲されることになり、また子供も幼稚園に通う前で自分自身も動きやすい環境に合ったことから、今しかないだろうと判断し購入を決意しました。
契約してからしばらくはウキウキでした。
注文住宅なのでこうしたい、ああしたいと色々な考えを巡らせていました。
でもいざローンを組もうという時期になり、真剣にお金のことを考え出したとき本当に大丈夫だろうか、ローンを支払ってやっていけるだろうかと不安が大きくなってきました。
頭金も自分が思っていたほどの額には達しておらず、まだ購入ははやかったのではないだろうか、でも毎月の家賃を考えると早く購入したほうがよかったはずだと、堂々巡りする毎日でした。
またキッチンや浴槽などで標準からオプションに変更したり、カーポートなどもともとついていなかった工事費などが発生すると、どんどん思っていた金額よりも上がっていきました。でもおそらく最初で最後の家になるだろうと思い、なるべく自分の理想通りにしたいとの思い、つけようと思うものはすべてつけていました。
でももう一度冷静になって考えると、引っ越し代もかかるし、カーテンや照明にも結構なお金がかかること、またローンを組む際にも手数料が結構な額が必要になることもわかり、これでは貯金がすっからかんになってしまうことが判明しました。そこで本当に必要なものだけを残して、なるべくプラス料金のかからないようにしました。あとあとどうしてもやりたいことがあったら、今ではリフォームの技術も発達しているし、できるときになったらやろう。
今は自分たちの支払える範囲で、できることをやろうということになりました。それでも結局は100万ほど予算オーバーし、本当に予想以上の金額が必要になるんだなとひしひしと感じました。
このように金銭面でいろいろな不安はありましたが、購入してからの生活はどうにかこうにかやっていけています。
本音を言うとここはもっとこうしたかった、お金があったらできたのになと思うことはたくさんあります。やっぱりもう少しお金を貯めてから購入したらよかったかなと思うこともあります。でも自分たちの支払える範囲で、見合った生活をするのが一番なんだろうなと思います。
家の建て替えを両親に任せていたらとんでもないことに
平屋新築の持ち家があったのですが、何分50年以上も経つ家でしたので、あちこちとガタが来て、また、大きな地震があったので、建て替える事にしました。
大体建坪も40坪くらいなので、2000万前後で予算を考えていました。
引越しなどをし、アパートを借りたりしてそんなことにずいぶんと費用がかさみました。
そのようなことでずいぶんと筋肉痛と疲れがでて、私の両親も80近い年齢となっていたので父親や母親に任せていたのですが、父がいるから大丈夫と思っていたら、ぜんぜんやる気がなくなっていて建築会社まで行くだけでやっとという感じでした。
ぜったいガスと電気の両方でと家の方は、言っていたのですが、結局オール電化になっていて必要のない所に費用をかけている様子でこれではいけないと思いました。
なんども打ち合わせで営業関係の人や建築に関する人など来られ打ち合わせをしました。
打ち合わせでずいぶんと必要の無いところにというより空調システムなど今の家では、当たり前なのでしょうけど、空調が下にある上にフィルターなどの掃除やまた定期的な交換などで面倒な設計になっていました。
私は、初めから自分がやるべきだったと後悔しました。
常識的にも自分で家を建てるときの打ち合わせなど自分がするべきところを両親に任せていたところに間違いがあったと思いました。
私は、後から手間のかからない極端なところ一度建ててしまえばしばらくは、何もしなくてもいい家を建てたかったのですが、両親に任せていたので生活の快適性を追求するような家でその分掃除をまめにしないといけないとか、きちんと整備や点検をしてやらなければいけないとかという感じでした。
快適性を家を建てるとき追求するとそれを維持するために大変なことを知りました。
また、そのために費用もかなりかさむ事もよく分かりました。
実際には、3000近く費用が掛かってしまいました。木造ではなく、鉄筋でしたのでその分、安心はできますが、予想外の建築費でした。